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初投稿です

PS-JAPAN合同会社へようこそ。

 

HPをリニューアルし、初めてのブログです。まずは私事を書かせて頂きます。

 

私はパチンコメーカーに11年間、営業として在籍していました。

2月上旬頃のこと、2か月に3機種の超ハイペースで販売していたものが、ピタっと販売が止まりました。

社内、社外でPメーカー倒産?売却?親会社も見放した?などなど、噂話が絶えませんでした。

そして

平成27年3月11日、P業界に激震が走りました。

 

『パチンコメーカー民事再生法申請』

 

景気が良く思われがちなパチンコメーカーは、皆さんが思っているより大変な時代を迎えています。

3月11日当日、全社員が本社に呼ばれ、経営陣、弁護士の先生の話しを聞かされました。

簡単に言うと『民事再生法を申請したので、あなた達はクビです。今日から自由の身です。』

不思議と『やっぱりきたか…何も悲しくない』状態でした。

社員の怒号が飛び交う中、私は手渡された書類を眺め、民事再生はこんな感じなんだ…いい経験しているな。と第3者のように聞いていました。

地方の社員と笑い声も漏れる状況下で帰りの新幹線に乗りました。

『11年間…楽しかったなぁ』と振り返っていました。

 

東京に到着し、全て込み上げてきたのは、八王子のNホールのH次長との電話でした。

『H次長、今日、民事再生で退職することになりました。今まで…(声が出ない…)』夜の上野駅前の歩道橋の上で、号泣しました。最後まで言えませんでした。言葉にならない…。

そんなダラシのない挨拶でもH次長は『落ち着いて、後から電話しておいで』と優しく言ってくれました。その約10分後、『取り乱してすみません。落ち着きました。H次長、いままで本当にお世話になりました。』と挨拶し、いろいろ話をしました。

 

悪い機械の時でも『困ってるんか?1台入れてくれ』と毎回買って頂いたよなー…イカツイ顔の奥に優しい瞳があったよなーと電話しながら思い出していました。時々怯えていましたが…www

 

P業界に11年間在籍し、会社には感謝しかありません。

 

『お客さん、会社の仲間全ての出会いに感謝』

『自分を成長させてもらったことに感謝』

『色んな経験させてもらったことに感謝』

 

退職し自由の身になった私は色んな人に接する機会がありました。

その中で、パチンコ・スロットの取付の仕事を出してあげると言って頂いたホールさんがあり

P業界に残る決意を固めました。

 

『絶対、恩返しします!』

 

縮小傾向にあるP業界、自分を育てて頂いたホール様に少しでも恩返しすべく会社登記させて頂きました。

今後とも『PS-JAPAN合同会社』を宜しくお願いいたします。

 

代表 樋上 洋之

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